第462話雷を盗め

「君は僕が興味を引くものを持っていると言ったね。何なの? 納得できなかったら、あのイケメンモデルたちの分、補償してもらうから」

ルーシーの声はやわらかく、ねっとりと尾を引き、酒のせいでわずかに舌が回っていない。

それでも、そこには人を従わせる威が残っていた。

ジェームズは当然、彼女を待たせる度胸などない。

彼は前もって用意していた契約書と資料を取り出した。「人工知能を探していたでしょう。これは僕が最近進めているプロジェクトです。きっと興味を持ってもらえますよ」

認めざるを得ない。これはたしかに、彼女の食指が動く代物だった。

ルーシーはそれのせいで、ずいぶん酔いが醒めたように見えた。...

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